ホメオパシーとは
ホメオパシーは、ドイツ人医師サミュエルハーネマンによって、確立されました。
ホメオパシーの基本的な考え方は、
「似たものが似たもの癒す」
ということです。
(他にもいろいろとあるのですが今回はこのことについてお話しますね)
ホメオ(homeo/似た)パシー(pathy/苦しみ)という言葉で成り立っています。
これはハーネマンが考えた言葉です。
普通、風邪をひいて鼻水や咳がひどい時には、鼻水や咳を止めるようなお薬を飲みますね。
ホメオパシーでは、そんな時は、鼻水や咳を引き起こすようなものを取り入れます。
鼻水と咳が出る時は、鼻水と咳を引き起こすものを。
これは、ある症状を健康な人に引き起こすことができるものは、同じ症状で苦しんでいる人を治癒の方向に持って行くことができる、と言う事です。
少しややこしいですが、生活の中の出来事を例に説明しますね。
例えば、熱が出た時に、熱いお風呂に入り、そのまま布団にもぐりこんで、温かくして眠ると、熱がぱっと上がってそのまま汗がでて、次の日にはすっきりと熱が下がって身体も気分も楽になっていることはありませんか?
また、のどがヒリヒリと痛む時に、しょうが湯を飲むと、のどの痛みが楽になっていくような経験はありませんか?
「似たものが似たものを癒す」というのはこのようなことをイメージしていただければわかりやすいのではないかと思います。